安らぎのひとときを確保するのも楽ではない。自分の趣味を押し通すために家族との関係が悪化するなんてことは望まない
車という、かなりアレな趣味を持っているのは自覚しているのでそれ以外では出来るだけ神経を逆撫でないように気をつけているつもり
でも悲しいかな、プレゼントと同じでいくらこちらが気を使っても、それに気づいていただけないことの方が多いようで
こんにちは、バリスタの佐野です
グルメ気取っているわけではないんですが、私はまずいコーヒーが大嫌いです。同じ意見をもつ友人からかつてコーヒー豆を自分で焙煎していたという話を聞き、2年前から自分で豆を焼くようになりました。やってみれば意外と簡単でした。毎回同じ焼き加減にするのは難しいですが・・・
冒頭の写真はコーヒーとは関係ないですね。妻と娘がUSJを高いチケットで楽しんでいる時に自分は大阪城で美味しいものをいただいていた時の写真です。満足でした
自家焙煎を始めたのは引越しの直後で以前よりキッチンも大きくなったので、焙煎関係の道具を置く場所は容易に確保できました。場所の確保と言っても、後述する焙煎容器と生豆くらいですけど
並べると
こんな感じ。右奥の白く大きな象印は精米機で関係ないですね。左奥のタワーになっているやつとその右は妻が使う某有名メーカー製簡易エスプレッソマシーンとそのカプセルです。手動式のミルとその右の電動ミルクフォーマーとヤカンはずっと前からあったので文句は出ません。あ、ドリッパーと受け容器が写ってませんね
引っ越し後に確保した引き出しの中に納めた写真が
こんな感じです
でも、その他の特に引き出しに入らないような大型のマシーンたちは妻の聖域に置いておけるはずもなく
2階のキッチンというか水回りに追いやられた大型マシーン達がこんなかんじ。左側がボンマックの電動ミル、手前がハリオのサイホン、右奥に手動式エスプレッソマシーンです。サイホンは美味しいコーヒーを淹れたいというよりも6歳の娘にサイホンでコーヒーを煎れるところを見せたかったのと、見た目のインパクトのみのつもりで導入したのですが、意外と美味しく淹れられて重宝してます。もしかしたら焼きたて挽きたての豆を使うのがいいのかもしれません。というのは焼きたて、挽きたてだと豆の酸化が少なく雑味が出にくいのだそうです。つまり下手くそでも美味しく淹れやすいということです。お湯が上に登ってから下のフラスコに吸われるまで、ノロノロしていると雑味が出てしまったりするのですが、酸化少なめの豆を使うことでそれが回避出来るからなのかもしれません。詳細は不明です。
そして、この状態で朝美味しいコーヒーを飲みたくなったらどうするか。まず
こんな感じで1階のキッチンで豆を焼きます。コンロで使う自家焙煎器の多くは網や網目の容器になっててコンロの炎の上で振ったり回したりしますが、私が選んだのは陶器製です。それを炎の上で水平に振って中の豆を転がしたり混ぜたりしてまんべんなく焼き上げます。そして、ザルにあけ焼きたての豆の粗熱をとったらザルのまま2階へ運びミルで豆を挽いて、使いたいマシーンと挽きたての豆を1階に持っておりてコーヒーやエスプレッソを煎れて、飲み終わったら片付けて2階へ持ってあがります。美味しいコーヒーを飲むのも大変です。
1階にある妻の簡易エスプレッソマシーンも悪くはないのですが、焼きたて、挽きたての豆で煎れるコーヒーには代えられません。妻は私の煎れる毎日微妙に味の変わるコーヒーよりも大手メーカーで大量生産の毎日同じ味が実現できるコーヒーのほうがお好きなようでなかなか合格をもらえません。どう考えてもなんちゃらバックスよりは美味しいはずなのですが、そのなんちゃらバックスで高いコーヒーを飲んでいる妻のお目にかなわないようで、なかなかメインのキッチンにマシーン達を置かせてもらえません。出来た旦那さんなら妻に満足してもらう為に優秀なバリスタ目指して好みを聞いて少しでも近づけようとか、毎日同じ味が出るように努力するのですが、私にはその辺の努力が足りないようです。毎日香りが違っても、焼きたての豆で淹れたコーヒーはそれはそれは格別なんです。私にとってはなんちゃらバックスのコーヒーとは比べようもなく美味しいんです。あ、私もたまーになんちゃらバックス行きますけど、それはWi-Fiの電波を買ってるだけでコーヒーにはシナモンと砂糖を大量にぶち込んでからいただいてます、もともとそういうコーヒーらしいですねシアトルの方でも
美味しいコーヒーをいただきたい時は名古屋市内に2箇所ほどお気に入りの喫茶店がありますが、時間の都合でなかなか行けないのもあり、コーヒーは自宅で楽しむのがメインになりますよね、普通は
更に、自宅での安らぎの為に中国茶器のセットも手に入れたいのですが、ますます奥様の顔色が気になります
なんか愚痴っぽくなって来たので、今日はこの辺にしておきますね
素晴らしい女性を娶ることが出来て本当は感謝してます。妻の満足出来るコーヒーを淹れられるようにもう少し頑張ってみようかな。今さら、遅い?