えっ、そうなの?
狐につままれた気分のまま、続報を書き始めてしまいました。こんにちは院長の佐野です
先日、丙午についての記事をあげましたがアレから少し調べてみました。
前回の丙午が1966年でした。ということは前々回は1906年です。明治39年ですから人口統計も出ていたはずなので昭和と明治で迷信が国民の妊娠、出産に与える影響の差を見ることが出来ると思ったのですが
勿体ぶらずに、言いますね。私の予想と逆でした
なんと、昭和の丙午の方が明治の丙午よりも出生数の減少がはるかに大きかったのです
この現象を私が参照したホームページでは要約すると下記のように分析しています
「明治39年の丙午、人々は女児が出生した際には出生日を次の年 (一部は前の年)に誤魔化して届出することで『丙午の女』を避けたらしい。男児の出生数は前年比でほとんど減っていない、というのがその憶測の根拠。対して昭和41年の丙午、人々はそもそも妊娠自体を避けた。つまり避妊した。女子も男子も前年比25%減でした。対して明治の丙午は女子が前年比マイナス6%ほど。男子はマイナス1−2%。」
なんと、各家庭に冷蔵庫や洗濯機、テレビが揃ってきた高度経済成長真っ只中の日本人のほうが、スイカを冷やすのに井戸水を使っていた時代の人たちよりも〈妊娠に関しては〉迷信の影響を大きく受けていた。ようなんです。当然ながら避妊に関する習慣、知識、その他の差もありますが驚きの結果です。内閣府特命担当大臣(少子化対策担当)は野田聖子氏が現職ですが、そろそろ2026年の丙午対策も考えていただきたいものです。
丙午生まれは受験に有利!保育園確保も容易に!
丙午出産は産婦人科医、助産師の疲弊が少なめで安全かも!?
なんて、如何ですか?
思い切って、丙午に子供ができた夫婦の財産は相続税を優遇しちゃう、という丙午限定措置なんてどうでしょう?
私立高校の学費無償化よりはよっぽどまともな政策だと思うんですけどね