庄内クリニックブログ Shonai Blog

暑い日が続きます

今年もこの日になりました、74年前に広島が核攻撃を受けた日です

10万人以上の無辜の人々が一瞬にして死傷させられました

絶対に忘れてはいけない日です

 

さて、私がブログをサボっている間に京都アニメーションで悲惨な事件が起きてしまいました

多数の犠牲者怪我人、大打撃の京都アニメーションに対しては世界中から10億円以上の寄付金がすでに集まったようです

私には寄付出来るほどの余裕はないので、京都アニメーションの作品を観ることで少しでも助けにならないかと思いネットフリックスで「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

を視聴させていただきました。それ以外の作品は絵柄でちょっと入りづらそうだったので、絵柄の綺麗な作品から入ってみようかと思い、この作品にしました。他にも有名なところで「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん」はDVDをレンタルで観てみようかと思います。よかったら、買うなりネット視聴するなりで少しでも協力できれば、と思います。

現在、日本にはアニメーション制作を下請けに出さずに行っているプロダクションが2つだけあって、それがジブリと京都アニメーションだと聞きました。つまりジブリと並んで日本を代表するアニメ制作会社があれだけの被害を被ってしまったのですから、私も応援したくなりました。9月には「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」が劇場公開されます。先月の被害の影響もあったでしょうが大きく延期することなく公開にこぎつけられたようです。私も時間を見つけて劇場で観させていただきます。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」について簡単に説明しておくと、現代の我々の世界と比較して50−100年前くらいを想定していると思われる架空の世界での出来事です。ヴァイオレットと名付けられた戦場で殺戮マシーンとして生きてきた少女がとある戦闘で負傷し上官のギルベルト少佐は行方不明になってしまいます。最後の戦場で少佐に「心から愛している」と言われますが、殺戮マシーンのヴァイオレットには意味がわかりません。そんな少女が郵便サービスを行う会社に拾われて、自動手記人形というその世界での手紙代筆業に就きます。少佐から言われた「愛してる」を知るために。そして、自動手記人形としての仕事を通じて、人間の心や「愛してる」を少しずつ理解していく物語です。

この話をアニメに理解のある同僚に話したところ、観てみたいと言ってくれましたが、皆さんはどうですか?

 

ヴァイオレット役の声優には有名な「進撃の巨人」でミカサ・アッカーマンの声を演じた石川由依さん

が起用されており、ヴァイオレット役にハマってます。興味が湧いた人は観てください。ちなみにアニメ「進撃の巨人」も大変面白く夜な夜な明るくなるまでネット配信で観てしまいました。漫画では読み続ける気にはならなかったのですが、アニメだとハマりました。

 

来年初頭に公開予定だった「ヴァイオレット・エヴァーガーデン劇場版」はいつ公開出来るのかわからないそうです。

 

 

最後にこっそり書いておきますが

名古屋で開かれているトリエンナーレの企画の一つに

昭和天皇の写真が燃やされる映像作品が出品されていたのを市長の川村さんがケチつけて、愛知県知事の大村さんが「検閲だ!」と騒いでいるようですが。どうなんですかね?

ガソリン携帯缶持ってお邪魔するぞ!なんていうファックス、その他の抗議がきて、途中で展示終了したようですが

そのファックスとやらもどうなんですかね?

 

川村さんのお叱りに対して「検閲!」とか騒ぐのもいいけど、昭和天皇の写真を焼く映像ですよ!

そんなの芸術でもないし、それを叱りつけたところで検閲でも言論統制でも何でもないでしょうに!

他の慰安婦像とかはどうでもいいです。それこそ表現の自由です。

実態は日本軍の利用していた娼婦ですけどね。当時の日本軍はかなり規律厳しくて、兵士に対して戦場での略奪、殺戮、強姦などは厳しく禁じられていました。ベトナム戦争の時代になってもベトナム人女性を強姦しまくった部隊があったようですが、それは置いておきますね。国技だそうです、彼らの。で、日本軍は当時としては珍しく派兵拠点に公娼を置いていたのです。当時日本であったとはいえ朝鮮半島では人攫いのように女性を集めてしまう連中がいるから気をつけろというお触れも出されています。なぜか、日本本土に対してはそのようなお達しはないんですけどね、民度の違いでしょうか。なので、確かに慰安婦を集める際に人攫いがいるから気をつけなさいよ、といった日本軍や政府の関与はあったようですが、攫ったのは軍でも政府でもないですよね。しかも、日本本土では問題にならなかったようなので、どのような人たちが攫ったのかだいたいわかりそうなものです。実際にはかなりお給料の高い募集だったようです。今でいう風俗で働く女性とは比べ物にならないくらいの高水準のお給料をもらっていたようです。

気をつけてもらいたいのが、今日本に沢山の外国人風俗従事女性、外国人労働者がいますよね。その人たちが50年後、性奴隷だ強制連行だの強制徴用だの言い出さないか、その対策が出来ているのか心配です。

そんな心配はありますけど、戦時中のことについて日本政府や日本軍は酷かったなどというのは表現、言論の自由です。それを芸術だと言い張って展示するのも表現の自由でしょう

でも、天皇の写真を焼く映像を芸術祭に出品するのはそういう問題ではないですよね。どうなんです?大村さん

別に天皇でなくても、スターリンでも毛沢東でもヒットラーでも金日成でも写真を焼く映像を展示するのは表現の自由とは違う次元です。また、横道にそれますが、先ほど挙げた昔の指導者たちの中でヒットラーだけ異色ですよね。こいつだけは写真を焼いてもいいくらいの扱いですよね。なぜ、そんな扱いか、というとヨーロッパでユダヤ人を殺しまくったからですよね?でも虐殺した人数に関してはほぼ挙げた順になってます。金日成が大量虐殺した話は私はあまり知りませんが。いくら言論の自由でも齟齬があるといけないので具体的な数字は記しませんが、スターリンの大粛清その他の粛清で虐殺された人数は毎年数十万人のシベリア送りも含めて千万人単位だそうです。毛沢東も1千万人以上と言われています。ヒットラーは600から1000万人とも言われていますが、そんなに殺されていなかったんじゃないか、という説もあります。そして、そういう説を唱えることを禁止されている国もあります。その状況で600ー1000万人です。虐殺した人数からいうとヒットラーよりも毛沢東やスターリンの方がヤバイんです。覚えておいてくださいね。

 

今、ネットでは河村市長派か大村知事派か意見が割れているようですが

娼婦像は表現の自由だが、天皇の写真を焼く映像は全然違う

そして、それらを同列に並べた主催者や担当者は能無し

 

これが、私の意見ですが。どうでしょう?