さっきラジオで偉い先生 (医師)が
入ってきたカロリー ➖ 使ったカロリー = 体重の変動
というようなことを仰ってました。減量したければ摂るカロリーを減らせ。と
いやいやいやいや。それが出来ないからみんな悩んでるんです!
簡単に出来るなら、スリム体型がこれほど人気じゃないし、ダイエット本もあんなに本屋さんのメインコーナーに並んでない!!!
こんにちは、思わず運転しながらカーラジオにツッコミ入れてしまった院長の佐野です
冒頭の式はおそらく正しいのですが、次のような想定はされていないのでしょうか?
つまり
「右辺(体重の増減)は既に決まっていて、それが満たされるまで食欲は刺激され続けてしまう」可能性
わかりやすくいうと、先に身体につけなければいけない脂肪の量が決まっている可能性があり、求められる脂肪が装備されるまで食欲が収まらない事態が生じているかもしれない。ということ
例えば、冷え性がある人は冷たい手足を温めるために上腕や大腿あたりに脂肪を蓄えようとしていたり
アイスクリームドカ食いして口腔をキンキンに冷やしてしまう人は頬や頸部に脂肪を蓄えてはいませんか?
ビールを短時間に大量に飲んでしまう人はお腹が冷えてしまい、お腹周りに脂肪を蓄えてはいませんか?
(身体が蓄えようとする脂肪とは無関係に思えますが)精神的なストレスを抱えている人はそれを紛らすために高血糖という刺激を求めてしまってはいませんか?
極寒の地に住むホッキョクグマは大量の皮下脂肪を蓄えていますが、国内の暑い動物園のホッキョクグマと比べてどうなんでしょう?
逆に体重が邪魔になる運動を繰り返している人は、体重を抑える方向にコントロールされてる可能性も気になります
具体的には、サッカー、ラグビー、テニス、格闘技などの加減速を短時間に繰り返すスポーツでは
f=ma
の公式から質量(≒体重)と加速度は反比例しますので、身体が体重を邪魔だと判断するかも知れません
実際に痩せているアスリートは長距離走などの加減速が少ない競技の人たちですが、彼らが痩せている理由は競技やトレーニングが究極の有酸素運動という、また別の次元の話なのでここでは無視させていただきますね
動物が活動する理由は食物を得るため、外的から逃げるため、つまり生命を維持するためなので、そこにブレーキがかかる要素があれば、それを排除しようとする仕組みが備わっていてもおかしくないと思います
誰か、このテーマで研究してもらえると嬉しいです
ちなみに、この理論の前半部分は20年くらい前から思いついていて、身体を冷やさないように気をつけていました。特に夏のビールがぶ飲みは控えてむしろお湯割飲んだりしていました。この5年くらいは夏にハラマキやベストを着るようにしていました。
で、その効果についてですが、私に関しては残念ながらほぼなかったです
当然、20年の期間ではかなり痩せている時期もありましたが、後述するそれ以外の要因を考えています
で、後半部分に関してですが、昨年の夏にファイトクラブ(キックボクシング)の活動を長いサボリ期間を経て復帰したのですが
コロナによる外食の激減という「コントロール可能な部分での」摂取カロリーの減少と併せての効果かと思いますが、ファイトクラブ復帰から半年経たずに10kg痩せることが出来ました。これまでもキックボクシングをやっていた時期はありましたし、外食激減したけど運動をしていなかった時期もありましたが、両方とも減量にはつながりませんでした。やはり、摂取カロリーの低下と加減速の多い競技の組み合わせがよかった可能性があります。
なんてことを思いついたのですが、研究ネタに困っている研究者さんの目に止まることを願ってます。
ちなみに最近流行っている16時間空腹ダイエットですが
私が痩せていた期間と、勝手に16時間空腹になっていた期間が偶然にも重なっています
勝手に16時間空腹になってしまうくらい多忙な時期で、昼食も幼稚園児サイズの弁当箱で一息に食べられる量しか食べられなかったのでトータルカロリー自体もかなり少なかったはずで、16時間空腹ダイエット理論だけで説明がつくわけではないと思ってますが。学生時代も社会に出てからも痩せていた時期は16時間空腹になっちゃってた時期とかなりシンクロしていたので、ちょっと書いてみました。ちなみに意図的に実践する気はありません。