庄内クリニックブログ Shonai Blog

リングドクター初体験

こんばんは

ファイトクラブの佐野です

5日前の話になりますが、お世話になっているアーネスト ホーストジムで行われたホーストカップのアマチュア名古屋大会でリングドクターを務めさせていただきました。

格闘技に関しては専門的知識ありませんが、形成外科や救急医としての経験がありますので顔面骨折や中枢神経系へのダメージの評価や初期対応については問題ないと考えて引き受けさせていただきました。

ファイトクラブ生徒になる前から格闘技は好きで、ムエタイ観戦は5回ほど、全日本プロレスの試合も2回観戦しております。今回は初めてのアマチュアの試合を(リングドクターとして)観させていただきましたが、闘争本能むき出しの試合ぶりに圧倒されました。やるからにはしっかり練習して上を目指し、最終的には試合に出て勝ってみたいという甘い願望がありましたが、自分の認識の甘さを思い知らされました。あんなに激しく立ち向かって来られたら怖くて逃げ出してしまいそうです。

肝心のリングドクターのお仕事ですが、依頼された時は「ヘッドギアつけてるし、ラウンド数も少ないのでほとんど怪我やダウンはないよ」なんて言われてました。しかし、いざ始まってみると13試合ほどのうち、ダウンは5回以上ありましたしそのうち一人はレフェリーストップによるTKOでした。観戦する立場からすれば、「やれやれもっとやれ」なんて思ってますが、いざリングドクターとして関わるとヒヤヒヤものでした。鼻血などの流血も当たり前でしっかり手応え十分なお仕事でした。

 

今後もファイトクラブ生徒として、キックボクシング技術の習得とリングドクターとしての知識と経験を積み重ねて参る所存ですので、今後もよろしくお願いします。